ですから、このJACに認可される所を出なければ成りません。
それともう一つには、先ほど書いています、世界の認可大学を卒業すれば良いということです。
この二つの選択しか有りません。
現在の日本では個人的にカイロプラクティックを教えている団体が、多くの「カイロを行っている者達」を排出しています。
その団体を組織している長は、殆どの場合アメリカでカイロプラクティックの学校を卒業し、D.C.の称号を持っておられる方も居ますが、世界のカイロ連盟は、有資格者が素人を教えてはいけない、と規定しています。
その規定を無視して、セミナーを開いたり、個人レッスンをしたりして、粗製濫造のカイロをする者を製造し、世界のヒンシュクを買っています。
それ故に日本のカイロプラクティックが世界から信用されていないのも事実です。
その様な人が教えているカイロ関係の学校が殆どです。
何も知らされていない,多くの「カイロを行っている者」も、強いて言えば被害者なのかもしれません。
しかし現時点でカイロプラクティックを職業にしている方々に、JACは情報を伝えていますが、連絡を行ってもその当人が動こうとしていないのも事実だそうです。
どうしてなのでしょうか?
その様な彼らを代表する団体の長は、真実を語ることをしていない様に感じます。
又このような情報を、自分の学生達や卒業させた者達に、情報公開をしていないのも事実です。
なぜなんでしょうか?
これだけネットが発達しており、求めれば真実は確実に自分の手元にやって来るのですから、一人一人がしっかりと自分の認識を改めて行く努力を惜しまないことが大切だと信じます。
「我々が教えるカイロプラクティックで治るから、良いではないか!」
「世界が認可しなくても、それなりの技術を持っていたら良いではないか!」
、という事をそれらの組織は言われるのでしょうか?
そう言っているようでは、全く自分勝手な意見だと言えないでしょうか。
自分さえ良ければよいという、自分だけ生き残りたいという心が全面に出ているとしか言いようがありません。
何事も「結果オーライ」で良いと言うのでは、お先が真っ暗です。
この様な責任の無い時代がこの時代ならば、これからは責任を持って自覚して行く時代がこれからの時代に成っていきます。
現在「カイロプラクター以外の、カイロを行っている者」が本当の事を知らないから良い、という事ではいけません。
それは無責任というものではないでしょうか。
真実を知らないからこそ、もっと知っていく努力をしなければ、本当の良い社会を築く事は出来ないと考えます。
これを難いという人が居ます。
しかし「難しい」と言うことは簡単ですが、それを「乗り越えてきたカイロプラクター」が沢山います。
それが我々です。
責任を持ってお客さんの体を診る以上、診る側もそれだけの研鑚をしなければ成らないのは当然ではないでしょうか。